パレスチナでのイスラエルによる大量虐殺に抗議し、停戦を求めます。
現在、パレスチナ・ガザ地区において、イスラエルによるパレスチナ人の無差別的な虐殺が続いています。
現時点で、亡くなったパレスチナ人は、すでに2万人を超えると見込まれています。きっかけはパレスチナ組織ハマスの攻撃にあったとはいえ、現在の状況は、国連の専門機関も、イスラエルによる「ジェノサイド(大量虐殺)」「民族浄化」だとして、事態の悪化を危惧しています。
現地の国連施設、病院、国境なき医師団などの医療支援機関、ジャーナリストなども集中して狙われ、爆撃や砲撃により数百名の国連スタッフ、NPOスタッフ、ジャーナリストが殺されています。
ガザ地区は、200万人のパレスチナ人が暮らしていますが、「天井のない監獄」とも呼ばれるように全エリアが封鎖されています。パレスチナの人たちは、逃げる場所も隠れる場所もない中で、清潔な水、食料、医薬品、燃料などの支援物資も断たれ、飢えと寒さの中で毎晩の爆撃にさらされています。SNSには、「殺されるのを待つだけだ」「なぜ世界は見ているだけで何もしてくれないのか」といった絶望の声が、数多く届いています。
同じ時代の同じ世界に住む人間として、このような状況を黙って見過ごすことはできません。
一刻も早く停戦が実施されること、イスラエルがおこなっているアパルトヘイト政策を中止すること、また、そのために日本政府が国連安保理などを通じて、国際社会に主体的に働きかけることを強く望みます。