人事制度改定、人事戦略構築をテーマとしたビジネス書。ブックライター業務

人事制度改定や人事戦略構築をテーマにしたビジネス書において、ブックライターとしてライティングに協力しました。

終身雇用、年功序列を骨格とした日本型雇用慣行の見直しが叫ばれて久しくなります。2020年に経産省から公表された「人材版 伊藤レポート」を機に、従来の人的資源管理から、人的資本への投資、活用という考え方も広まりつつあります。

このような状況の中で、人事制度、あるいは、それを規定する人事戦略を見直す機運が、多くの企業で広がっています。

しかしその一方で、人事制度改定は、社内の様々な利害関係の調整が難しく、プロジェクトチームを起ち上げて着手したものの頓挫してしまったり、単なる看板の付け替えに終わり、実質的な中身が変更できない企業も後をたちません。社歴が長く、ある程度の規模の企業ほどその傾向が強くなります。あるいは逆に、誤った方向での大胆な改定をしてしまったことで競争力が奪われ「角を矯めて牛を殺す」ことになってしまうケースもあります。

そこで本書では、一貫して「企業戦略をよりよく実現するための人事制度」という観点から、人事戦略の見直し、具体的な人事制度設計のプロセス、そしてもっとも難点となる社内のコンセンサス形成の方法などについて解説しています。

人事戦略見直しを検討している中規模から大規模企業のマネジメント層、また、人事担当者の方にぜひ手に取っていただきたい一冊となりました。

(クレジットが記載されないブックライティング業務の場合は、書名は明記しません)